柿は、「甘柿」と「渋柿」に分かれますが、その違いは「タンニン」の状態で決まります。
甘柿は、成長過程でタンニンが口の中で溶けない「不溶性」に変化するので渋みを感じなくなるそうです。
渋柿を甘くするには、アルコールや炭酸ガスを使って「渋抜き」という処理を行って、タンニンを「可溶性」から「不溶性」にして渋みを抜くそうです。
柿には、豊富に栄養が含まれています。
高血圧に効果があるカリウムや下痢や便秘を予防し悪玉コレステロールを下げる効果があるペクチン、活性酸素を抑え動脈硬化に効果があるカロチノイド、風邪予防・老化防止・疲労回復に効果があるビタミンCが含まれています。
また、ビタミンCやタンニンがアルコールを排出し副腎機能低下を防止する働きを担います。
写真の柿は、「早秋柿」で色は熟すと鮮やかなオレンジ色になり、やわらかくて果汁が多く糖度も14~15度程度になります。
ぜひ食べてみてください。