今回は、ビニールハウスでセロリを栽培している所に取材してきました。
香りと食感が特徴のセロリは、免疫力と抗酸化のビタミンA、血圧安定のカリウムのほか、セロリには食物繊維も豊富に含まれているので、便秘ぎみの方にはお勧めの野菜です。
また、ビタミンUが含まれていて、胃酸の分泌を抑えたり、胃腸粘膜を修復するなどの働きがあります。
ビタミンUは、主にキャベツに含まれていて、「キャベジン」とも呼ばれています。
セロリは「アピイン」「セダノライド」「ピラジン」などの成分によって、特有の香りがします。
「アピイン」は気持ちを落ち着かせてリラックスさせる効果があり、「セダノライド」はがん予防に効果があるといわれます。
また葉に多く含まれる「ピラジン」は血液をさらさらにする作用があるといわれます。
茎は生でサラダにして食べるのが一般的でしょうか。
しかし、セロリは臭い消しの効果があり、ヨーロッパでは古くから肉料理に用いられてきました。
もちろん、具として使っても美味しいのでパスタのミートソースやスープなどにもみじん切りにして加えます。
そのほか、浅漬けとしても美味しいです。